○議長(
神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、
承認第9号から
承認第11号まで及び
議案第44号から
議案第56号までは委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより、
つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。
討論、採決については、
承認、
議案の順序で行います。
初めに、
承認第9号から
承認第11号までの討論を、
つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、
承認第9号
専決処分事項の
承認を求めることについてから
承認第11号
専決処分事項の
承認を求めることについてまでを、
つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
承認第9号から
承認第11号までは、
承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、
承認第9号から
承認第11号までは
承認することに決定いたしました。
次に、
議案第44号の討論に入ります。
議案第44号に対する賛成討論の発言を許します。
8番
議員皆川幸枝君。
〔8番 皆川幸枝君登壇〕
◆8番(皆川幸枝君)
議案第44号の
補正予算に賛成の立場で討論いたします。
コロナ対策においては、国の対応が遅いという批判もある中、
つくば市においては迅速に施策を打ち出し、適宜臨時議会を開催する等、市民の生活を守るという姿勢は大変評価しております。
今回の
補正予算についても、国の補助対象から外れる
事業者のテナント等への賃料助成や
雇用促進事業など、本当に困っている方への必要な対策、並びに児童扶養手当支給世帯への3万円支給をはじめ、多岐にわたる実情に即した
支援策と考えております。
また、今回のこの
議案は、
家庭に
インターネット環境がない子供へ、貸出用
パソコン700台を導入し、子供と学校をつなぐ環境整備は、コロナ対策の状況下において必要なことと理解しております。
ただ、市民ネットは、3月議会で提案された7億円もの
予算規模で1人1台
パソコンを導入する
GIGAスクール構想には反対いたしました。反対の理由は、学びの定着のためには、
パソコン導入よりも、先に教師を増やし、少人数学級の実現を優先すべきである点、また、1人1台の
パソコンがどういう目的でどういう場面で使用されるのかきちんとした計画がない中で、国の補助金がつくから買うという考えには同意できない点が、反対の理由です。よって、今回の700台の導入についても、その
GIGAスクール構想の前倒しも含まれているということで大変悩ましいところであります。
全国的な学校休校の状況で、
オンラインでホームルームや授業を行う取組が始まっている学校も複数出てきており、自宅に
インターネット環境がないとか
パソコンがない
家庭からは不安の声が上がっています。このような状況下では、そういった
家庭に
パソコンを貸し出す
支援策の今回の
補正予算は必要なことと考えます。
しかし、低学年の子供が自宅で大人の
サポートがない場合に十分に使いこなせるのか、
パソコンがつながらない、声が聞こえないなどのトラブルのときに先生が40人もの子供の対応ができるのでしょうか。ほかにも、
オンラインでの授業が実際の教室での授業の代替とされ、成績評価の対象となってしまうのではないかなど、多くの
保護者から不安の声が出ております。
今回の
パソコン700台の導入において、課題も多々あると考えております。これらの課題に至急対応していくことが、
パソコン導入に当たっては不可欠です。
先ほどの
質疑においては、今回の
パソコン導入で授業は行わない、成績評価にしないというお答えをいただきましたので、その点はしっかり現場の先生にも共有していただきたいと思います。
さらに、700台の
パソコンを貸与してホームルーム等を行った際に、
パソコンの操作ができないとかトラブルによって参加できないということがあると、子供も
保護者もストレスや失望感を感じてしまいます。その対応を、後日
パソコンを学校に持っていって対応するというのでは遅いと思います。その場で
サポートする教員が待機していて電話で
操作方法を教えるなど、電話による
サポートが必須だと考えますので、電話回線の増設を至急進めてください。第2波に向けても必要ではないでしょうか。
市民ネットでは、休校中の4月に先生から
児童生徒への電話かけをして対応していただくよう要望しましたが、各学校に2から4回線しかなく、電話かけができた学校とできなかった学校があります。電話回線の増設は至急進めていただきたいと思います。
こういった課題に至急対応し、細心の注意を払っていただくことを前提に、このコロナの影響下で先生と
児童生徒の
コミュニケーションを取るという点での
パソコン導入はやむを得ないと判断し、今回の
補正予算に賛成いたします。
○議長(
神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。
これより、
議案第44号
令和2
年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第44号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第44号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
議案第45号及び
議案第46号の討論を、
つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、
議案第45号
令和2
年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び
議案第46号
つくば市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部を改正する
条例についてを、
つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第45号及び
議案第46号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第45号及び
議案第46号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
議案第47号の討論に入ります。
議案第47号に対する反対討論の発言を許します。
1番
議員山中真弓君。
〔1番
山中真弓君登壇〕
◆1番(
山中真弓君)
議案第47号について、反対の立場で討論いたします。
国の制度では、当初、
小規模保育施設において、3歳児以降の
連携施設を3年以内に確保することという猶予期間を設けておりましたが、これまでに5年以内でもよいという緩和も行ってきました。
今回の改定は、この猶予期間もなく、
連携施設を持たなくてもよいという基準の改悪です。子供たちの健全な発達、保育を担う行政の責任を放棄する制度となるため、この
議案には反対します。
ただし、
条例で定めたとしても、
つくば市としては、3歳児以降の保育環境は子供たちの発達、発育を保障するためには必須であるという立場で今後も求めていくということでした。今後参入する
施設についても、その方針を遵守し、市内の子供たちの保育環境の整備を行っていくことを求めます。
○議長(
神谷大蔵君) 賛成討論を許します。
9番
議員五頭泰誠君。
〔9番 五頭泰誠君登壇〕
◆9番(五頭泰誠君)
議案第47号
つくば市
家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について、賛成の立場から討論させていただきます。
令和2年4月1日付で、厚生労働省の
家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する基準の一部を改正する省令が施行され、小規模保育
事業において、
連携施設との連携内容のうち卒園後の受皿の確保が不要となり、小規模
保育事業者の負担が軽減されます。また、居宅訪問型保育
事業の利用できる
対象者が拡充され、将来的な市内利用者の利便性の向上が期待されております。
今回、
つくば市においても国に準じた措置を講ずるための改正であることから、本
議案に賛成するものでございます。
○議長(
神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。
これより、
議案第47号
つくば市
家庭的保育事業等の整備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを起立により採決いたします。
議案第47号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
神谷大蔵君) 起立多数。よって、
議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
議案第48号の討論に入ります。
議案第48号に対する反対討論の発言を許します。
1番
議員山中真弓君。
〔1番
山中真弓君登壇〕
◆1番(
山中真弓君)
議案第48号について、先ほどの
議案第47号と同様の理由で反対といたします。
○議長(
神谷大蔵君) 賛成討論を許します。
7番
議員小久保貴史君。
〔7番 小久保貴史君登壇〕
◆7番(小久保貴史君)
議案第48号
つくば市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。
令和2年4月1日付で、
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が公布されました。
特定地域型保育事業において、
連携施設との連携内容のうち、卒園後の受皿の確保が不要となります。このことによって、
特定地域型保育事業の
事業者にとっては、卒園後の受皿を探す負担が軽減をされます。
今回、
つくば市においても国に準じた措置を講ずるための改正であることから、本件に賛成するものです。
○議長(
神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。
これより、
議案第48号
つくば市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを起立により採決いたします。
議案第48号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔起 立 多 数〕
○議長(
神谷大蔵君) 起立多数。よって、
議案第48号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
議案第49号から
議案第56号までの討論を、
つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。
討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。
これより、
議案第49号
つくば市
介護保険条例の一部を改正する
条例についてから
議案第56号 財産の取得についてまでを、
つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第49号から
議案第56号までは、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第49号から
議案第56号までは原案のとおり可決することに決定いたしました。
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△閉会の宣告
○議長(
神谷大蔵君) 以上で、今
臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。
これにて
令和2年第2回
つくば市議会臨時会を閉会いたします。
午後3時44分閉会...