• "神谷大蔵"(/)
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  1. つくば市議会 2020-05-28
    令和 2年第 2回臨時会−05月28日-01号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    令和 2年第 2回臨時会−05月28日-01号令和 2年第 2回臨時会                     令和2年第2回                  つくば市議会臨時会会議録               ──────────────────                令和2年5月28日 午後3時03分開会               ────────────────── 出 席 議 員   議 長 6  番  神 谷 大 蔵 君     14  番  ヘイズ ジョン 君   副議長 16  番  山 本 美 和 君     15  番  塚 本 洋 二 君       1  番  山 中 真 弓 君     17  番  浜 中 勝 美 君       2  番  小森谷 佐弥香 君     18  番  大久保 勝 弘 君       3  番  高 野 文 男 君     19  番  橋 本 佳 子 君       4  番  長 塚 俊 宏 君     20  番  小 野 泰 宏 君       5  番  黒 田 健 祐 君     21  番  高 野   進 君       7  番  小久保 貴 史 君     22  番  柳 沢 逸 夫 君       8  番  皆 川 幸 枝 君     23  番  須 藤 光 明 君       9  番  五 頭 泰 誠 君     24  番  鈴 木 富士雄 君       10  番  宇 野 信 子 君     25  番  塩 田   尚 君       11  番  木 村 清 隆 君     26  番  滝 口 隆 一 君
          12  番  北 口 ひとみ 君     27  番  金 子 和 雄 君       13  番  木 村 修 寿 君     28  番  久保谷 孝 夫 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員       な  し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者   市長           五十嵐 立 青 君  総務部長         篠 塚 英 司 君   副市長          毛 塚 幹 人 君  財務部長         高 野 正 美 君   教育長          森 田   充 君  こども部長        中 山 由 美 君   市長公室長        松 本 玲 子 君  教育局長         吉 沼 正 美 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員   事務局長         川 崎   誠    議会総務課長補佐     野 嶋 章 裕   事務局次長        中 島 一 美    議会総務課議事係長    大 坪 哲 也   議会総務課長       町 井 浩 美    議会総務課主任      藤 代   拓        ────────────────────────────────────                  議 事 日 程 第 1 号                                 令和2年5月28日(木曜日)                                 午後3時03分開会  開会  日程第1 会議録署名議員の指名について  日程第2 会期の決定について  日程第3 (一括報告一括上程説明質疑、討論、採決)       報告第4号 令和年度つくば水道事業会計予算繰越計算書について       報告第5号 専決処分事項報告について             (専決処分第5号 和解について)       報告第6号 専決処分事項報告について             (専決処分第6号 和解について)       承認第9号 専決処分事項承認を求めることについて             (専決処分第3号 令和年度つくば一般会計補正予算(第4号))       承認第10号 専決処分事項承認を求めることについて             (専決処分第4号 令和年度つくば国民健康保険特別会計補正予算(第1号))       承認第11号 専決処分事項承認を求めることについて             (専決処分第7号 つくば国民健康保険条例の一部を改正する条例)       議案第44号 令和年度つくば一般会計補正予算(第5号)       議案第45号 令和年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第46号 つくば市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について       議案第47号 つくば家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について       議案第48号 つくば特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について       議案第49号 つくば介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第50号 つくば後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について       議案第51号 つくば行政財産使用料条例の一部を改正する条例について       議案第52号 つくば地域交流センター条例の一部を改正する条例について       議案第53号 つくば市民ホール条例の一部を改正する条例について       議案第54号 つくば都市公園条例の一部を改正する条例について       議案第55号 つくば体育施設条例の一部を改正する条例について       議案第56号 財産の取得について(追認) 1.本日の会議に付した事件   日程第1から日程第3 議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                     午後3時03分 ○議長(神谷大蔵君) 開会前にお知らせいたします。  本日の臨時会につきましても、病気など理由のいかんを問わず、議場でのマスク着用を許しますので、会議中発言される際も、原則マスクを着用したままでお願いをいたします。  本日の会議資料は、令和2年第2回つくば市議会臨時会会議資料等配付一覧のとおりであります。  次に、写真撮影の申出がありますので、傍聴規則第9条の規定によりこれを許可いたします。        ────────────────────────────────────                    午後3時03分開会 △開会の宣告 ○議長(神谷大蔵君) ただいまの出席議員数は28人であります。  定足数に達しておりますので、令和2年第2回つくば市議会臨時会を開会いたします。        ──────────────────────────────────── △開議の宣告 ○議長(神谷大蔵君) 直ちに本日の会議を開きます。        ────────────────────────────────────  会議録署名議員の指名 ○議長(神谷大蔵君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、つくば市議会会議規則第78条の規定により、議長において、10番議員宇野信子君、11番議員木村清隆君、12番議員北口ひとみ君を指名いたします。        ──────────────────────────────────── △会期の決定について ○議長(神谷大蔵君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  会期の決定につきましては、先日、議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について議会運営委員長から報告を求めます。  議会運営委員長北口ひとみ君。                 〔議会運営委員長  北口ひとみ君登壇〕 ◎議会運営委員長北口ひとみ君) 議会運営委員会から、令和2年第2回つくば市議会臨時会の会期について御報告申し上げます。  令和2年第2回つくば市議会臨時会が招集されたことに伴い、5月26日午前11時から議会運営委員会を開催いたしまして、今臨時会の会期について協議いたしました。  その結果、本日5月28日の1日間とすることに決定した次第であります。  議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げ、議会運営委員会からの報告といたします。 ○議長(神谷大蔵君) お諮りいたします。  議会運営委員長報告のとおり、今臨時会の会期は本日5月28日の1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、今臨時会の会期は本日5月28日の1日間と決定いたしました。  それでは、事前に御説明させていただいておりますとおり、本日の本会議におきましても、新型コロナウイルス感染防止の観点から、議場への入場議員数必要最小限にして対応していただきたいと思いますので、議席番号が奇数及び奇数扱い議員は、議員控室または会派室で本会議の状況を御確認ください。議員控室は、第2委員会室を用意しております。  なお、質疑終結後には再度議場への入場を御案内しますので、御承知おき願います。  それでは、議席番号が奇数及び奇数扱い議員には御退場を願います。                〔議席番号が奇数及び奇数扱い議員退場〕        ──────────────────────────────────── △報告第4号 令和年度つくば水道事業会計予算繰越計算書について △報告第5号 専決処分事項報告について        (専決処分第5号 和解について) △報告第6号 専決処分事項報告について        (専決処分第6号 和解について) △承認第9号 専決処分事項承認を求めることについて        (専決処分第3号 令和年度つくば一般会計補正予算(第4号)) △承認第10号 専決処分事項承認を求めることについて
           (専決処分第4号 令和年度つくば国民健康保険特別会計補正予算(第1号)) △承認第11号 専決処分事項承認を求めることについて        (専決処分第7号 つくば国民健康保険条例の一部を改正する条例) △議案第44号 令和年度つくば一般会計補正予算(第5号) △議案第45号 令和年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号) △議案第46号 つくば市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について △議案第47号 つくば家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例ついて △議案第48号 つくば特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について △議案第49号 つくば介護保険条例の一部を改正する条例について △議案第50号 つくば後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について △議案第51号 つくば行政財産使用料条例の一部を改正する条例について △議案第52号 つくば地域交流センター条例の一部を改正する条例について △議案第53号 つくば市民ホール条例の一部を改正する条例について △議案第54号 つくば都市公園条例の一部を改正する条例について △議案第55号 つくば体育施設条例の一部を改正する条例について △議案第56号 財産の取得について(追認) ○議長(神谷大蔵君) 日程第3、報告第4号 令和年度つくば水道事業会計予算繰越計算書についてから報告第6号 専決処分事項報告についてまで、承認第9号 専決処分事項承認を求めることについてから承認第11号 専決処分事項承認を求めることについてまで、議案第44号 令和年度つくば一般会計補正予算(第5号)から議案第56号 財産の取得についてまでの19件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  市長から、報告及び提案理由の説明を求めます。  市長五十嵐立青君。                    〔市長 五十嵐立青君登壇〕 ◎市長(五十嵐立青君) 今臨時会に提出しました議案等について御説明申し上げます。  今臨時会への提出議案等は、報告3件、承認3件、議案13件の計19件であります。  提出議案等のうち、主なものとして、令和年度水道事業会計予算繰越計算書等に関する報告令和2年度一般会計補正予算等専決処分事項承認令和2年度一般会計補正予算つくば市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正等議案を提出しています。  令和2年度補正予算議案では、新型コロナウイルス感染対策に関係する予算を提案しています。第2弾の緊急経済対策として国が準備を進める賃料助成制度対象外となる事業者に市独自で賃料の一部を助成する「テナント等賃料助成事業」、失業または休業した市民等を新規に雇用した市内事業者に賃金の一部を助成する「雇用促進事業」、市内物産事業者から調達した食料品等の詰め合わせを就学支援世帯帰省自粛中の学生等生活支援のために配布する「市民生活応援×物産事業者支援事業」等を実施します。  また、「文化芸術プラットフォーム創造事業」として、アーティストや芸術団体等オンライン活動支援します。具体的には、アートワークショップの企画、動画作成者等に1件10万円、市民向けアート鑑賞動画作成者等に1件5万円、無観客ライブ映像配信者と場所を提供するライブハウス等に1件5万円ずつを奨励金として支給するもので、各部門20件ずつ募集します。そのほか、市民作成の作品や動画のSNS投稿文化芸術専用ポータルサイト等を開設します。  市民生活におけるつくば独自支援等としては、敬老福祉大会中止の通知に合わせて高齢者マスクを3枚ずつ同封して配布する事業児童扶養手当受給独り親世帯及び就学援助受給の準要保護世帯に対して1世帯当たり3万円を支給する子育て世帯応援給付金事業GIGAスクール構想を踏まえた1人1台端末整備を前倒しし、家庭インターネット環境がない児童生徒に端末を貸し出すための「家庭学習における端末整備支援事業」等を計上しました。  なお、先日、全員協議会において、市民生活応援事業における商品券給付事業対象者として、70歳以上及び18歳以下の市民と説明させていただきましたが、障害者も加えて対象とする調整が間に合いましたので、6月定例会に提出する予定をしています。  本日の臨時会への提出議案等の詳細については、お手元の議案書等により御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(神谷大蔵君) これより質疑に入ります。  質疑は、承認第9号から承認第11号まで及び議案第44号から議案第56号までを一括して行います。  2名の質疑通告がありますので、通告順に従い、順次、質疑発言を許します。  なお、つくば市議会会議規則第56条第3項の規定により、議員は、質疑に当たっては、自己の意見を述べることができないことになっております。  質疑発言者並び答弁者に申し上げます。  質疑発言は、質疑通告に基づき、議題に関して簡潔明瞭にされるようお願いいたします。また、答弁に際しましては、的確かつ簡潔明瞭にされるようお願いいたします。  初めに、山中真弓君の質疑発言を許します。  1番議員山中真弓君。                    〔1番 山中真弓君登壇〕 ◆1番(山中真弓君) 議案第47号 つくば家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、今回の条例改正により、3歳児からの連携施設が必要なくなる条例改正となりますが、現段階で連携施設を持たない施設及び事業所の数を教えてください。  議案第48号 つくば特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、こちらも議案第47号と同様に、現段階で連携施設を持たない施設及び事業所の数を教えてください。 ○議長(神谷大蔵君) こども部長中山由美君。                  〔こども部長 中山由美君登壇〕 ◎こども部長中山由美君) 令和2年5月1日現在で、市内の家庭的保育事業等施設は12カ所で、全て小規模保育施設となっております。また、全施設連携施設を確保しています。  先ほどの議案第47号の家庭的保育事業等と、議案第48号の特定地域型保育事業とは同一事業であるため、令和2年5月1日現在で、市内の特定地域型保育事業施設は12カ所で、全て小規模保育施設です。また、全施設連携施設を確保しています。 ○議長(神谷大蔵君) 山中真弓君。 ◆1番(山中真弓君) 現段階では、連携施設を持たない施設はないということだったのですが、今、つくば市でも待機児童がまだまだ解消されていない状況で、今後また新しく保育事業者が増えて参入してくることは十分考えられると思います。  そのときに、こういう連携施設を持たなくてもいいという条例に改正することについて、市としてはどのように今後対応していくのか教えてください。 ○議長(神谷大蔵君) 中山こども部長。 ◎こども部長中山由美君) 家庭的保育事業等における連携施設の役割といたしまして、集団保育機会提供園庭開放といった保育内容支援代替保育の提供、それから卒園後の受皿の提供等がございます。  今回の改正によりまして、連携施設の役割のうち、卒園後の受皿の提供が制度上必須ではなくなりますが、保育内容支援を受けた施設への進級は児童にとって望ましいことから、引き続き連携施設として卒園後の受皿の確保を求めていきたいと思っております。 ○議長(神谷大蔵君) これにて山中真弓君の質疑発言を終結いたします。  次に、小森谷佐弥香君の質疑発言を許します。  2番議員小森谷佐弥香君。                    〔2番 小森谷佐弥香君登壇〕 ◆2番(小森谷佐弥香君) 議案第44号 令和年度つくば一般会計補正予算(第5号)、以下の項目について質疑いたします。  16ページ、款10、教育費、項2、小学校費、目2、教育振興費の17番、ICT教育推進に要する経費、通信運搬費886万7,000円、それと小学校教育用コンピューター賃借料663万5,000円、それから17ページの款10、教育費、項3、中学校費、目2、教育振興費の同じく17番、ICT教育推進に要する経費、通信運搬費362万2,000円、中学校教育用コンピューター賃借料271万3,000円。  1番、通信運搬費教育用コンピューターの概要を教えてください。  2番、休校時のみの対応なのか、分散登校時や通常登校に戻っても活用するのか教えてください。  3番、どのような使い方を想定しているのか、授業の一環として使うのか、学年ごとに具体的にお答えください。  4番、アクセスできない、操作方法が分からないなどのサポートは誰が行うのか。  5番、Wi−Fiルーター通信制限についてどのように想定しているか。  6番、貸出しの期間はいつまでを想定しているか。  7番、家庭内での管理について、落としてしまった、水をかけてしまった、扱いが乱暴だったなど、使用者側の過失で故障した場合の修理費用は誰が補填するのか、以上についてお願いいたします。 ○議長(神谷大蔵君) 教育局長吉沼正美君。                  〔教育局長 吉沼正美君登壇〕 ◎教育局長吉沼正美君) 通信運搬費は、モバイルルーターを含めたインターネット通信料で月額1台当たり1,982円です。また、教育用コンピューターについては、2in1のノートパソコンであり、キーボードと液晶画面着脱式になっています。  つくば市では、本年4月に家庭におけるインターネット環境調査を実施したところ、約3%に当たる約700世帯の児童生徒家庭インターネット環境がないことが分かりました。こうした環境にある児童生徒への通信環境の確保、端末機器700台の貸出しを行うことで、休校期間中あるいは療養中など学校に通えない児童生徒への家庭での学習環境を確保するために整備するものです。  GIGAスクール構想における端末整備事業は、国3分の2、自治体負担3分の1となっており、今回整備する700台は、自治体負担で整備する約7,100台のうちの700台に当たります。  なお、端末経費には、スタディノート10クラウドライセンス及びiフィルター設置設定作業費保守費が含まれています。  次に、端末の活用及び貸出期間については、休校時及び分散登校中における活用を検討しています。また、通常登校になってからは、登校の困難な児童生徒への学習支援としても活用していきます。パソコンとWi−Fiルーター貸出期間については、コロナウイルス対策としての緊急措置のため年度末までとしています。  次に、使い方については、低学年では、授業よりも、オンラインでの朝の会やコミュニケーションツール「せんせいあのね」を使用し、先生と児童生徒とのコミュニケーションに主眼を置いています。中高学年以上は、授業動画の視聴やチャレンジングスタディ、クラスメールアカウントを用いた課題と学習成果とのやり取りにより学習を支援していきます。こうした活用は、現段階では、授業としてではなく、あくまでも家庭での学習や生活を支援するためのものとなります。  次に、サポートについては、まず、基本的な使い方操作方法を、事前にマニュアルに基づき学校で丁寧に説明します。家庭においてアクセスできない場合などは、メールや電話を使ってのやり取りで、担任がまずサポートします。それでも解決しない場合は、学校のICT担当者が対応していくことになります。  次に、通信制限については、現在の設定は無制限になっており、iフィルター側アクセス先の制限や利用時間の制限をすることで長時間の使用や不要なアクセスはできません。試行的に取り入れているみどりの学園義務教育学校での検証を基に、どの程度の通信容量が必要かを適正に判断し、運用に反映していきます。基本的な考えとしては、学習に必要な支援ができる最低限の容量と考えています。  最後に、故障した場合の修理費用についてでですが、既に作成したつくば持ち帰りタブレット活用のルールを端末貸出時に児童生徒に説明、配布し、保護者にも周知します。その中の記載事項として、故障、破損における事由によっては修理代を負担していただく場合がありますということを明示し、故意が明らかな場合は保護者に負担していただくこともあり得ます。 ○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。 ◆2番(小森谷佐弥香君) 二、三、再質問したいと思います。  まず、どのような使い方を想定しているのかのところで、授業としては行わないということをお答えいただきました。  ここでもう少しお伺いしますが、今、課題として宿題のような形で各学校から子供に渡っている部分があります。あれは新年度の内容に入っていると思いますが、その課題として渡っている部分等含め、そこまでは授業が終わりましたよということで、学校が始まった際はそこからやるのか、もしくはそこはそこで自主学習としておいて復習から入るのか、そのあたりもお願いしたいと思います。  それで、そこにも関係するのですが、そういった今までの自宅での学習というのが成績評価の対象になるのかどうかということについてもお伺いしたいと思います。  それから、4番のアクセスできない場合、それから操作方法が分からないなどのサポート体制についても、もう少しお聞かせいただけたらと思います。例えばヘルプデスクみたいに、つながらないとか、どうしても音声が出ない、画像が見れない、そういった細かなトラブルが想定されます。そういった場合に、その場でここに電話すればサポートが受けられるといった体制を考えているかどうかも含めて、もう少し詳しく教えていただければと思います。  それから、貸出しの対象となるのが、インターネット環境のない家庭ということで、1回アンケートを取って、そのアンケートだと3%ぐらいあったと。それで700台という数が出ていますが、最近、保護者向けにインターネットの家庭環境調査の第2回が来ていまして、これはすごく詳しく聞かれております。  例えば、インターネット利用環境についてお答えくださいということで、利用環境がある、ないを答えますが、続けて、家でチャレンジングスタディをしたり、授業動画を見たりするときどんな機器を使いますかということで、次の中から選んでくださいとあります。児童生徒パソコン・タブレットがある、家族のパソコン・タブレットならある、児童生徒のスマホ、家族のスマホがある、児童生徒のゲーム機がある、家族のゲーム機がある、家ではできないというような選択肢があります。インターネットの利用環境があると答えた方で、児童生徒のゲーム機がある、これだけを選択した場合、インターネットの貸出しの対象になるのかならないのかということを確認したいと思います。  要は、ゲーム機ならある、それでアプリをダウンロードすればユーチューブなどは見れるかもしれないですが、それでパソコンの貸出しの対象となるのかならないのか、その線引きのところをお伺いしたいと思います。 ○議長(神谷大蔵君) 吉沼教育局長。 ◎教育局長吉沼正美君) 1点目、現在行われている家庭での学習支援の件だと理解しましたが、こちらについて、今後学校が始まった場合、これまでの自宅学習がどのように生かされるかといった点だと思います。まず、その進捗状況等を先生方が、ネット環境のある児童生徒についてを含めて把握に努めております。そういったことから、いきなり新しいところに入っていくということではなくて、これまで自宅で行ってきていた学習の状況をよく先生方が把握をした上で、次の学習に入っていくものであると考えております。  ただいま申し上げました自宅での学習についての2点目ですが、成績評価につながるのかということですが、そのままつながるものとは考えておりません。  サポートデスクの件ですが、ちょっとしたトラブルが起きたときのサポートデスクの設置は現時点では考えていませんが、当然こういったことは想定されることでございますので、先生方で対応できるように電話等の連絡により対応していくこととしております。  もう少し具体的に言いますと、家庭から学校に御連絡などをいただきまして、学校からサポート対応していくと。難しい問題についてはヘルプデスクなどにつなぐ、あるいは紹介するといったこともあろうかと思います。  最後、4点目は、貸出し対象の選択の部分だと思います。議員御指摘のとおり、今、第2回目の少し詳しい調査をさせていただいております。まだ調査中ですので結果は見えておりませんが、この調査を基に、具体的に今後貸出しを行うに当たって、どういった方に貸し出していくのかは当然検討していくことになりますので、先ほど例を挙げていただきましたゲーム機がつながっている家庭も貸出対象になるのかということについては、即答でどうなるとは今申し上げられませんが、皆さんから結果として頂いたものを精査して、その中で決めていくということになると考えております。 ○議長(神谷大蔵君) 小森谷佐弥香君。 ◆2番(小森谷佐弥香君) 授業の代わりにはしない、それから成績評価の対象とはしないというところをはっきり御答弁いただいたと今理解しましたけれども、現場の先生の中では、そう捉えていない先生もいると伺っております。現場の先生たちと教育局との共通理解を図るために、どのようなことを考えているのか、最後にお伺いしたいと思います。 ○議長(神谷大蔵君) 森田教育長。 ◎教育長(森田充君) その件につきましては、昨日、教育委員会の定例会議の中でも委員の皆様から、そのような心配もありますということを伺いましたので、今日、学び推進課の担当から、テストの考え方について、それから評価の考え方について、そういうものをすぐに評価に結びつけないということとか、急にテストを行って家庭の学習の内容を評価するとかはしないように具体的に指示をしたところでございます。 ○議長(神谷大蔵君) これにて小森谷佐弥香君の質疑を終結いたします。  以上で、通告による質疑は終わりました。よって、これにて承認第9号から承認第11号まで及び議案第44号から議案第56号までの質疑を終結いたします。  議場の外で御対応いただいている議員各位は、議場へ御参集ください。               〔議席番号が奇数及び奇数扱い議員入場〕 ○議長(神谷大蔵君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております承認第9号から承認第11号まで及び議案第44号から議案第56号までは、つくば市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、承認第9号から承認第11号まで及び議案第44号から議案第56号までは委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより、つくば市議会会議規則第42条の規定により討論、採決に入ります。  討論、採決については、承認議案の順序で行います。  初めに、承認第9号から承認第11号までの討論を、つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、承認第9号 専決処分事項承認を求めることについてから承認第11号 専決処分事項承認を求めることについてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  承認第9号から承認第11号までは、承認することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、承認第9号から承認第11号までは承認することに決定いたしました。  次に、議案第44号の討論に入ります。  議案第44号に対する賛成討論の発言を許します。  8番議員皆川幸枝君。                    〔8番 皆川幸枝君登壇〕 ◆8番(皆川幸枝君) 議案第44号の補正予算に賛成の立場で討論いたします。  コロナ対策においては、国の対応が遅いという批判もある中、つくば市においては迅速に施策を打ち出し、適宜臨時議会を開催する等、市民の生活を守るという姿勢は大変評価しております。  今回の補正予算についても、国の補助対象から外れる事業者のテナント等への賃料助成や雇用促進事業など、本当に困っている方への必要な対策、並びに児童扶養手当支給世帯への3万円支給をはじめ、多岐にわたる実情に即した支援策と考えております。  また、今回のこの議案は、家庭インターネット環境がない子供へ、貸出用パソコン700台を導入し、子供と学校をつなぐ環境整備は、コロナ対策の状況下において必要なことと理解しております。  ただ、市民ネットは、3月議会で提案された7億円もの予算規模で1人1台パソコンを導入するGIGAスクール構想には反対いたしました。反対の理由は、学びの定着のためには、パソコン導入よりも、先に教師を増やし、少人数学級の実現を優先すべきである点、また、1人1台のパソコンがどういう目的でどういう場面で使用されるのかきちんとした計画がない中で、国の補助金がつくから買うという考えには同意できない点が、反対の理由です。よって、今回の700台の導入についても、そのGIGAスクール構想の前倒しも含まれているということで大変悩ましいところであります。  全国的な学校休校の状況で、オンラインでホームルームや授業を行う取組が始まっている学校も複数出てきており、自宅にインターネット環境がないとかパソコンがない家庭からは不安の声が上がっています。このような状況下では、そういった家庭パソコンを貸し出す支援策の今回の補正予算は必要なことと考えます。  しかし、低学年の子供が自宅で大人のサポートがない場合に十分に使いこなせるのか、パソコンがつながらない、声が聞こえないなどのトラブルのときに先生が40人もの子供の対応ができるのでしょうか。ほかにも、オンラインでの授業が実際の教室での授業の代替とされ、成績評価の対象となってしまうのではないかなど、多くの保護者から不安の声が出ております。  今回のパソコン700台の導入において、課題も多々あると考えております。これらの課題に至急対応していくことが、パソコン導入に当たっては不可欠です。  先ほどの質疑においては、今回のパソコン導入で授業は行わない、成績評価にしないというお答えをいただきましたので、その点はしっかり現場の先生にも共有していただきたいと思います。  さらに、700台のパソコンを貸与してホームルーム等を行った際に、パソコンの操作ができないとかトラブルによって参加できないということがあると、子供も保護者もストレスや失望感を感じてしまいます。その対応を、後日パソコンを学校に持っていって対応するというのでは遅いと思います。その場でサポートする教員が待機していて電話で操作方法を教えるなど、電話によるサポートが必須だと考えますので、電話回線の増設を至急進めてください。第2波に向けても必要ではないでしょうか。  市民ネットでは、休校中の4月に先生から児童生徒への電話かけをして対応していただくよう要望しましたが、各学校に2から4回線しかなく、電話かけができた学校とできなかった学校があります。電話回線の増設は至急進めていただきたいと思います。  こういった課題に至急対応し、細心の注意を払っていただくことを前提に、このコロナの影響下で先生と児童生徒コミュニケーションを取るという点でのパソコン導入はやむを得ないと判断し、今回の補正予算に賛成いたします。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第44号 令和年度つくば一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第44号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第45号及び議案第46号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、議案第45号 令和年度つくば介護保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第46号 つくば市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第45号及び議案第46号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号及び議案第46号は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第47号の討論に入ります。  議案第47号に対する反対討論の発言を許します。  1番議員山中真弓君。                    〔1番 山中真弓君登壇〕 ◆1番(山中真弓君) 議案第47号について、反対の立場で討論いたします。  国の制度では、当初、小規模保育施設において、3歳児以降の連携施設を3年以内に確保することという猶予期間を設けておりましたが、これまでに5年以内でもよいという緩和も行ってきました。  今回の改定は、この猶予期間もなく、連携施設を持たなくてもよいという基準の改悪です。子供たちの健全な発達、保育を担う行政の責任を放棄する制度となるため、この議案には反対します。  ただし、条例で定めたとしても、つくば市としては、3歳児以降の保育環境は子供たちの発達、発育を保障するためには必須であるという立場で今後も求めていくということでした。今後参入する施設についても、その方針を遵守し、市内の子供たちの保育環境の整備を行っていくことを求めます。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論を許します。  9番議員五頭泰誠君。                    〔9番 五頭泰誠君登壇〕 ◆9番(五頭泰誠君) 議案第47号 つくば家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論させていただきます。  令和2年4月1日付で、厚生労働省の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行され、小規模保育事業において、連携施設との連携内容のうち卒園後の受皿の確保が不要となり、小規模保育事業者の負担が軽減されます。また、居宅訪問型保育事業の利用できる対象者が拡充され、将来的な市内利用者の利便性の向上が期待されております。  今回、つくば市においても国に準じた措置を講ずるための改正であることから、本議案に賛成するものでございます。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第47号 つくば家庭的保育事業等の整備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第47号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立多数。よって、議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第48号の討論に入ります。  議案第48号に対する反対討論の発言を許します。  1番議員山中真弓君。                    〔1番 山中真弓君登壇〕 ◆1番(山中真弓君) 議案第48号について、先ほどの議案第47号と同様の理由で反対といたします。 ○議長(神谷大蔵君) 賛成討論を許します。  7番議員小久保貴史君。                    〔7番 小久保貴史君登壇〕 ◆7番(小久保貴史君) 議案第48号 つくば特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  令和2年4月1日付で、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が公布されました。特定地域型保育事業において、連携施設との連携内容のうち、卒園後の受皿の確保が不要となります。このことによって、特定地域型保育事業事業者にとっては、卒園後の受皿を探す負担が軽減をされます。  今回、つくば市においても国に準じた措置を講ずるための改正であることから、本件に賛成するものです。 ○議長(神谷大蔵君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第48号 つくば特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第48号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(神谷大蔵君) 起立多数。よって、議案第48号は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第49号から議案第56号までの討論を、つくば市議会先例集第7章第1節187により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより、議案第49号 つくば介護保険条例の一部を改正する条例についてから議案第56号 財産の取得についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節193により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第49号から議案第56号までは、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(神谷大蔵君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号から議案第56号までは原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(神谷大蔵君) 以上で、今臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これにて令和2年第2回つくば市議会臨時会を閉会いたします。                    午後3時44分閉会...